故障で欠場が続くヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也(32)が、14日のFC東京戦(ノエスタ)でベンチ入りする可能性がある。吉田孝行監督(45)は13日、オンライン取材に応じ「コメントはちょっと控えたい、すみません」と、故障者の情報に関しては明言を避け続けた。

大迫は先週、既に部分的に全体練習に合流。吉田監督は「日々(けがの状態が)よくなっている」と説明し、この東京戦か18日のガンバ大阪戦での復帰を示唆していた。

J2自動降格圏17位の神戸は、残り7試合で絶体絶命の状況にある。公式戦3試合連続無得点中のチームに、大迫の決定力はぜひともほしい。

大迫が出場すれば、8月18日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦・横浜Fマリノス戦に先発して以来、約1カ月ぶり。リーグ戦は2試合連続欠場中で、ここまで20試合4得点にとどまっている。

東京戦で途中出場し、残留争い直接対決の大一番となるG大阪戦で、より長くプレーできれば理想的だ。直後にはW杯に向けた日本代表のドイツ遠征が控え、神戸と大迫にとっては、運命を左右する今週の2試合になるかもしれない。

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