川崎フロンターレは19日、MF大島僚太(29)が、右ヒラメ筋肉離れと診断されたことを発表した。

受傷日(9月6日)より、全治6週間程度を要すると見込まれている。回復の度合いにもよるが、10月29日の第33節のヴィッセル神戸戦、または最終節となる11月5日の第34節・FC東京戦の前にはピッチに戻って来られる可能性がある。

これで今季3度目の故障。3月30日のトレーニング中に負傷し「足関節靱帯(じんたい)損傷および右近位脛腓靱帯(じんたい)損」と診断され、離脱を強いられた。7月19日には、右ハムストリング肉離れと診断され、1カ月以上戦線を離れることとなった。毎年のように、けがに悩まされてきた「ガラスの天才」。今年も、また故障に泣かされている。

チームは現在リーグ戦で2位につける。首位を走る横浜F・マリノスとの勝ち点差は5。クラブ史上初のリーグ3連覇へ向けても、クラブの10番を背負う男の復帰が待ち望まれる。