静岡学園FW神田奏真(そうま、2年)が、5得点の猛攻を披露した。東福岡戦にフル出場。後半にゴールを量産した。0-2の劣勢から後半5分、ヘディングで1点目。その後の12分間で2点を加え、1人で勝ち越しに導いた。同20、24分にも得点を重ね、チームの6得点中5得点の荒稼ぎ。高校時代の自己記録の4点を上回り、今季チーム最多の爆発ぶりだった。
「自分でも驚いています。チームに貢献できて、勝てたことがうれしい」と、6-3の快勝を振り返った。この日は頭で3点、左足で2点。「先週末のG大阪戦(8日)のヘディングゴールが自信になった。今日は思い切って頭を使いました」。G大阪戦の得点が5カ月ぶりで、今季3点目。出場15試合目のこの日、ゴールラッシュを見せた。
川口修監督(49)は「神田は不調で、自信を失いかけていたが、使い続けた。自信をつけてほしかった」と強調。「1人で5得点は、なかなか見られない。素晴らしい。今日は言うことない」と目を細めた。
チームは東福岡と入れ替わり、WEST4位に浮上。勝ち点10差の首位鳥栖U-18を追う。神田は残り6試合に向けて、「マークされても点が取れるFWを目指す」と、進化を誓った。【山口昌久】
◆神田奏真(かんだ・そうま)2005年(平17)12月29日、大阪府生まれ。4歳からサッカーを始める。大阪東淀川FC-静岡学園高。昨年にはU-16日本代表候補に選ばれる。179センチ、70キロ。血液型A。
◆歴代2位 神田の1試合5得点は、プレミアリーグ歴代2位。2012年WESTで、神戸U-18の松村亮が愛媛ユース戦で挙げた6得点が過去最多。



