日本サッカー協会(JFA)初の公式アプリ「JFA Passport」の配信サービスが10日、開始され、JFAの宮本恒靖理事(45)がオンラインで説明会を行った。日本代表選手の恩師へのインタビューや、選手の食事、聴く音楽のプレーリストなど、幅広い世代や保護者に向けたコンテンツが含まれている。

学生時代に部活などでサッカーを経験しながら、社会人になってサッカーから遠ざかった人は230万人ともいわれる。宮本理事は登録者数1000万人を目標に掲げ、「サッカー部だったけど競技をしなくなった方は、もしかして場所やチームがないこともある。60歳を超えてプレーするところに戻る可能性もある。サッカーやっていて、楽しい記憶を持ってもらえるような仕組み作り、誰もがプレーできる環境につながっていければ」と期待を寄せた。