沖縄キャンプ中のサガン鳥栖は4日、昨季リーグ2位の川崎Fと練習試合を行い、45分×4本の合計で3-11の大敗を喫した。

大卒ルーキーにハットトリックを決められ、鳥栖から古巣復帰したFW宮代大聖にも得点されるなど、攻守に圧倒された。

昨年のキャンプでも45分×4本の練習試合で、2-9と大敗した相手に、またしても屈辱を味わった。

川崎F戦について、川井健太監督(41)は「1回極端なことまでやって、そこからバランスを取りたい」と、新たな領域に挑戦する覚悟を示していた。

川井監督が「2チームつくれる。戦力はアップしている」と話す期待の陣容だったが、攻撃に重きを置きすぎたことで、攻守のバランスが崩壊した。

ただ、改善すべき課題が明白になったことで、開幕までに急ピッチで立て直す。