Jリーグは8日、ルヴァンカップで「U-21選手の先発出場義務ルール」、J2とJ3のリーグ戦で「U-21選手の出場奨励金ルール」を今シーズンから再導入すると発表した。同ルールは20年度から導入予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで見送られていた。

ルヴァンカップでは当該年の12月31日時点で、満21歳以下の日本人選手1人が先発出場することが各チームに義務付けられる。しかし、満21歳以下の選手1人以上が代表活動に招集されている場合や、ケガなどのやむを得ない理由がある場合は免除される。

またJ2、J3のリーグ戦では、満21歳以下の選手の出場条件を満たしたクラブに対し、奨励金300万円が支払われる。J2では年間3780分以上(90分×42試合)、J3では年間3420分以上(90分×38試合)、満21歳以下の日本人選手がプレーすることが必要となる。なお、GKは出場時間を2倍換算する。