鹿島アントラーズはJ2水戸ホーリーホックに0-2で敗れ、昨年に続き同大会2連敗となった。

立ち上がりから安定した攻撃の組み立てで敵陣に押し込み、決定機をつくるも決めきれず、前半26分にカウンターから失点。後半11分にも追加点を奪われた。シュート数は鹿島は14本、水戸は5本。8本のコーナーキックのチャンスもゴールを割れず、結果的に0-2の完敗となった。

鹿島は宮崎キャンプの練習試合でJ2徳島、岡山、町田に3連敗。5日のカシマスタジアムでの東京ヴェルディとの練習試合は勝利したが、開幕1週間を前にして再びJ2に敗れた。

試合後の岩政大樹監督の主な一問一答は以下の通り。

-試合の総括

岩政監督 声出し応援でサポートしていただいた試合でしたが、期待感を持たせるような結果にならず申し訳ないと思っています。いい入りをして、いいペースで進んだ試合でしたので、もったいない試合だったと思います。

-選手が躍動しているようには見えなかった。チームの現状は

岩政監督 僕は別の見方をしています。立ち上がり、躍動していないように見えなかったので。明確に「決めきれば」というシーンまでいったのは事実ですし。失点するまでの時間帯までに、(チャンスの)数という面では、これまでの試合の中ではかなり多かった。これで「躍動していない」と言われると、選手たちはかわいそうだと思います。

-前半の躍動していた時間はビルドアップが安定していたように見えた。鹿島のビルドアップは昨季、課題と言っていた中で、改善の手応えは

岩政監督 それはありました。自分の中の狙いの配置、選手と共有してきた「相手が出てくる時に、どこが使いやすいか」の共有が早く進んで。ここは一定の成果があった。ただ、これを徹底的にやるつもりもない。うちはビルドアップは課題ではありますが、長所になるまでは今季は難しいと思っている。必要な場面になったときに持っておきたいと準備をしてきた。これを来週、再来週で、どう持って行くかは別の話。選手がやっていることに、確かに成果はあって、見る方が見れば、いい時間帯はあった。狙った通りにボールを動かす、あれほどスムーズなビルドアップをしていくのは、最近の鹿島で見られなかったと個人的には思っている。それが結果に結び付かないと、この世界で選手達がどんどん、その後の時間帯の姿勢ですよね。ああいう風になってしまうのがサッカーの難しさであり楽しさ。これをどうするか、自分は考えなくてはいけない。

-立ち上がりは良かった。それができなくなると雲行きが怪しくなる。去年から続いているが、開幕に向けては

岩政監督 これは僕が考えないといけない。僕が就任してからの試合と同じような試合だなと。立ち上がりはプラン通りに進んで、いい試合の入りができて、そこから少し落ち着いた時間帯、今日は失点が一番大きな機会だと思いますけど、そのあたりから、やり続けることが結果まで結び付いていないので、できないというのがおそらくある。これをどうするかというと、勝ちきらないと全ての問題は解決しないが、勝ちきるためにどうするか。具体策ははっきりしないといけないと思いました。選手たちには、試合の入りに、僕は「サポーターの皆さんに今年の覚悟、姿勢を見せるような試合にしよう」と。入りは見せていたと思う。やろうとしていることも絵がつながって侵入できた。あの時間に、決定機、相手のディフェンダーがいない状態でのシュートもあった。それが決まっていれば、自分たちの確信になってチームは進んだが、好転しなかったので。なかなかうまくいかないなと思っています。サッカーのチームづくりとまた別の観点で考えないといけない。チームマネジメントの部分ですね。これをどこに向けて統一していくかは、はっきりしないといけない試合だった。典型的なサッカーでよくある流れが良くないチームの負け方。いい時間があって、先に失点して、そのまま流れが悪くて沈んで追加点も奪われる。苦しいですけどよくあるパターン。これを少しひっくり返したときに、今やっていることを思い出して、つくれるときも来る。そのときのために準備ができたと思う。来週どうするかは、あけてのお楽しみですね。