J1アルビレックス新潟のDF田上大地(29)の田上町観光大使就任式が29日、新潟・田上町交流会館で行われた。

同町初の観光大使で任期は29日から1年間。佐野恒雄町長(75)から委嘱状の交付を受け、観光大使のたすきと名刺を贈呈された。「町の魅力を発信し、より貢献できるように全身全霊で頑張っていきます」とあいさつした。

田上は27日にも同町の道の駅を訪れて買い物をするなど月1回のペースで足を運んでいると言う。千葉県出身で20年に柏から新潟に移籍時、同名の田上町に興味を持った。何度か訪れながらSNSで町の様子を発信。「冗談半分でチーム関係者に『観光大使になれないかな』と話したところ、今年になってラブコールが実りました」。

「一年中、イベントがある町」と今後も積極的に町の情報をSNSで紹介するつもりだ。「サッカー教室を開催したい」と大使以外の活動にも意欲をみせ、「新潟はタイトルを取っていない。シーズンが終わったらタイトル獲得の報告に来られるように」と力強く話した。