レノファ山口は、首位を走る町田ゼルビアに0-2で敗れた。暫定的に指揮を執る中山元気監督(41)は、2試合連続で白星をつかむことはできなかった。

前半14分、町田FWデュークに先制点を許した。0-1の後半38分に町田MF下田にPKを決められ、このまま敗れた。

後半はシュート0本。5人を交代させたが、ゴールが遠かった。交代について、中山監督は「少し(チームの)パワーがなくってきたと思ったので、動きをつけたかった。代わって入る選手のコンディションだったり、調子が良いなと思っていたので」と話したが、交代策は実らなかった。「やはり得点を取らなければ勝てない。得点が取れなかったのがすべてだと思います」と指揮官は悔しさをにじませた。

19位から20位へ、1つ順位を下げた。4月1日のブラウブリッツ秋田戦(ソユスタ)以降9戦勝ちなし(5分け4敗)。約1カ月半以上、白星から遠ざかっている。J3への自動降格圏、21位との勝ち点差はわずか1。同じく最下位22位とも同2と、浮上の兆しは見えてこない。まず1勝を挙げ、何とか流れを変えたいところだ。【佐瀬百合子】

【J2スコア速報】