C大阪MF香川真司(34)が、ボランチとしてフル回転した。チームシステムは4-3-3から4-4-2に変更されたことにより、香川は2列目からボランチへポジションを下げてプレーしている。香川は「この2、3試合ボランチの位置でやってるけど、僕は守備の重要さも認識しながら今までやってきたつもりなので違和感はない」と話した。

この日は、守備、ボールを奪ってから攻撃に転じた時の起点としてチームの勝利に貢献した。さらに後半8分のFWレオ・セアラの先制点の時は、ニアサイドで相手DF1人を引き連れて最前線に飛び込むなどで、得点をお膳立てした。

小菊監督は「昨年うちのチームに足りなかったところを香川が加わってカバーしてくれている」と話した。香川は「今後の課題としてもっとゴールに絡むような動きを増やしたい」と貪欲だった。