浦和レッズが、エースFW興梠慎三(36)の今季3点目を決めて京都サンガを下した。

相手の激しいハイプレスに前半は苦戦したが後半7分、日本代表に初選出された京都MF川崎のファウルで、ペナルティーエリア手前右の好位置でフリーキックを獲得。その流れから、興梠が、MFモーベルグの右からのクロスをファーで頭であわせ、先制に成功した。試合終了間際にも、FWホセ・カンテのゴールで加点。守っても2試合連続の無失点で、勝ち点3を手にした。

試合後の興梠の一問一答は以下の通り。

-ACL決勝・第1戦以来の得点

興梠 「モーベルグからすごくいいボールが上がってきたので決めるだけだった。相手に当たって入りましたが、枠に飛ばせば何かが起きるのはサッカーではあるので、決めれて良かったと思います」

-いいポジションを取っていた。

興梠 「ファーに人数が少なかったので。その前に、モーベルグのFKがあった。そのときもファーに相手選手がいなかったので、そこで待っておこうかなと。そうしたら、いいボールが来たので良かったです」

-相手が激しいプレスをかけてきた

興梠 「向こうも、なかなか試合勝てないということで、今日の一戦にすごく強い気持ちで臨んできたと思う。自分たちの思うようなサッカーはできなかったが、とりあえず0で押さえれば誰かしら点を取ってくれるだろうと思っていた。それが自分だったので、チームに貢献できてよかったと思います」

-大事な勝ち点3を積み上げた

興梠 「僕たちは優勝するためにやっている。そう考えると、1人1人の技術をもっと上げていかないと、優勝できないとあらためて思った。もっともっと頑張らないといけない」。

-次は中3日でホーム広島戦

興梠 「ホームに戻って試合ができる。上位対決ですし、必ず勝てるように頑張りたい」