セレッソ大阪は2日、翌日のアウェー名古屋グランパス戦に向けて、大阪市内で調整した。

リーグ戦では5月14日京都サンガ、同20日湘南ベルマーレ、同28日横浜FCの3戦を無失点で勝利。京都戦から戻した4-4-2のシステムが機能し、強度と安定を増した戦いを見せている。

これには小菊昭雄監督(47)も、「内容を伴った勝利を重ねられている。グループ、チームの質も高くなっていると感じる」と手応えを口にした。

名古屋、ヴィッセル神戸と続くここからの2戦は、3連勝で5位につけるC大阪にとって重要な上位連戦となる。4連勝を狙うアウェー戦に向け、指揮官は「名古屋の強みを出させないようにしながらも、自分たちのサッカーを100%発揮できるかどうか。正面からぶつかっていきたい」。

昨季リーグ戦で、ホーム、アウェーともに0-1で敗れている相手になるが、勢いのまま撃破し、上位定着の足掛かりにする。