セレッソ大阪を逆転勝ちに導いたのは、やはりMF香川真司(34)だった。
後半開始と同時に主将マークを巻いて登場。2-2で迎えた同34分、右足で放ったシュートは美しい軌道でゴール右へと決まった。
「きれいに入りましたね、びっくりした。僕たちは勝ちにいき、それが達成できた」
一方で観衆は3万2430人で、21年途中までの本拠地には、C大阪サポーターが集結し、熱気に包まれたものの、満員にはならなかった。
13年7月26日、同会場の長居(現ヤンマー)では、香川が在籍したマンチェスターUとC大阪が親善試合を行い、2-2で引き分けた白熱戦は、4万4856人と満員だった。
そんな歴史を知る香川にとっては、スタンド上部に空席が目立った試合は、寂しく映ったようだ。
「(出場したC大阪若手の北野)颯太やネル(石渡ネルソン)が、これだけのビッグクラブ相手にプレーするのは貴重。だからこそ、スタジアムは満員になってほしかった。それは今後の課題」
勝負に終始するのではなく、環境面について言及を始めた。
「僕がここまで言う必要はないかもしれないが、やはりチケットの値段とか考え直してほしいし、これだけのチームが来てくれた中で、空席になるのは…。子どもたちに見やすい値段で設定してくれないと、それは残念」
この日のチケットの最高額は35万円で、最低でも大人1万円、小中高生が5000円という設定だった。



