アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の前回王者・浦和レッズは22日に埼玉スタジアムで、ACLプレーオフで理文(香港)と対戦する。勝てば今季のACLで1次リーグからの参戦が決まる。

浦和のスコルジャ監督(51)と主将のDF酒井宏樹(33)が21日、埼玉スタジアムで試合前日会見に出席した。

相手の理文は17年創設の新興クラブ。昨季は香港でリーグ2位でACLの予選に進出し、バリ・ユナイテッド(インドネシア)に5-1で勝利し、プレーオフに進出してきた。

前回王者と言えども油断はない。スコルジャ監督は「明日の試合の狙いは1つ。我々はACLの1次リーグで戦いたい。明日の試合に勝ちたい。明日の対戦相手を見下してはいけない」とし、酒井も「監督が言ったとおり、誰ひとり油断はない。しっかりスタートから強いチームを見せられれば」と意気込みを語った。

相手は前線にブラジル人選手がそろい、中盤にはオランダリーグでプレー経験を持つ得点源もいる。また、大阪出身でモンテネグロでプレー経験を持つ日本人選手・DF立花凌也(27)が左サイドバックで定位置をつかんでいる。

香港は新シーズンが始まったばかりで、スコルジャ監督は「彼らがフレッシュであるということでもある」とし「攻撃の4選手は力強く、スペースを与えると危険な存在」と警戒。酒井も「監督が言ったとおり、個々の能力が高い選手がそろっている。そこは警戒したい。彼らもACL出場の野望があると思う。モチベーションも高い。それ以上のモチベーションでかかりたい」と話した。

今季は、埼玉スタジアムで公式戦はわずか1敗。スコルジャ監督は「我々にとって魔法がかかったようなスタジアム。マジックスタジアム」と表現する。サポーターの後押しを受け、前回王者の意地と実力を発揮し、ACL1次リーグへと駒を進める。