東京ヴェルディが2008年以来、16年ぶりのJ1復帰を決めた。国立競技場で行われた昇格プレーオフ決勝で、清水と対戦。後半18分にMF森田晃樹主将(23)が献上したPKで0-1とリードを許したが、ロスタイムにFW染野唯月(22)がPKを獲得し、同点ゴールを蹴り込んだ。93年のJリーグ開幕年から参戦する同じ「オリジナル10」同士の一戦に、5万人超の観衆が詰めかけた。

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Jリーグ黎明(れいめい)期の黄金カードが聖地・国立競技場で再現され、ヴェルディのレジェンドたちが会場に集結した。元日本代表FWの武田修宏さん(56)は、東京Vの後輩たちの姿に「黄金期のDNA」を感じたと喜んだ。

「ラモスさんも来たし、キーちゃん(北沢豪さん)も来た。最後に1点負けていて追いついた。あきらめないという勝者のメンタリティー。キーちゃんも『あれは伝統じゃない?』って。最後まで信じていましたよ、このままじゃ終わらないと。先輩たちが作ってきた、そういう魂ですから」

自身も93年12月5日、優勝を争う清水との国立決戦で決勝点(1-0)を決めている。当時、覇権を争った両雄による国立決戦。30年の時を経て再現されたことに目尻を下げて笑った。 さらにポルトガル2部オリベイレンセに所属するカズも、現地から動画配信で中継を観戦していたという。試合後には武田さんに向けて「試合見てたよ、おめでとう。あの時間によく追いつきました、素晴らしい」とラインで祝福した。

また、江尻篤彦強化部長とは静岡県高校選抜時代からの親友とあって「お金がない中、城福さんとコミュニケーションを取って、チームはいい練習をしていました。あとは来年だね、上がってどうするか?」。そう言うと、「チャンスがあれば来年コーチで行きたいですね。城福さんの下で勉強したい。そしてカズさんにオファーしたいですね」と満面の笑みでアピールしていた。【佐藤隆志】

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