Jリーグの開幕PRイベントが19日、都内で行われた。今季の開幕を飾る1戦は、サンフレッチェ広島-浦和レッズ(23日午後2時キックオフ)。広島の新スタジアム・エディオンピースウイング広島(Eピース)。

浦和GK西川周作(37)は、注目のオープニングゲームに「両チーム以外のサポーターに、Jリーグの面白さ、楽しさを感じてもらえるような試合にしたい。そこがJリーグの盛り上げにもつながると思っている。僕たちはJリーグに長くいる身なので。大事な初戦になる」と意気込んだ。

浦和は今季、ヘグモ新監督が就任。対する広島は、スキッベ監督が就任して3年目で積み上げもある。浦和はペトロビッチ監督(現札幌)が就任1年目の12年、同じ広島と開幕戦を戦い、開幕は0-1で敗れたが、後半戦は2-0で快勝した。当時、西川は広島の守護神で「2回目の対戦の浦和が全然違うチームだった。その印象が強い」と回想する。

今季の浦和は新戦力も加わり、Jリーグ初体験の新外国人選手もいる。練習試合では結果を出しているが「僕たちは監督が代わっている。個の力はいいですが、うまくいくとは限らないというのは頭の片隅にある。チームとして慌てないよう、うまくいかない時の準備だけはしておきたい」とリスクマネジメントも万全だった。