ヴィッセル神戸がホームで上海海港(中国)を下し、1次リーグ突破を決めた。

引き分けでも決勝トーナメント進出を決められる神戸だったが、開始直後から攻守に果敢な動きで上海海港を上回った。

その中で左ウイングに入ったMF汰木康也(29)がキレのある動きを見せた。

前半6分に左からグラウンダーのクロスを入れて決定機を演出すると、同11分にはサイドチェンジを受けて縦突破で1人をかわしてクロス。これがFW武藤嘉紀(32)の先制弾を呼び込んだ。

同24分に中央に入ってFW大迫勇也(34)のシュートチャンスを作り出し、クロスにも積極的に飛び込んだ。後半11分には武藤からのラストパスに合わせてチーム3点目。1得点1アシストの活躍で今季の公式戦初勝利に貢献した。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出された汰木は「前半のアシストシーン、3点目のゴールは、常にタカさん(吉田孝行監督)からも言われている、仕掛けるプレー、ゴール前に入っていくプレー。それをピッチの上でできたのがゴールにつながった」と結果に絡んだ動きに手応え。一方で、他の場面でのプレーには自身を厳しく評価。「質が足らない部分があった。もう1~2点決めるチャンスもあった」と反省も口にした。

昨季はリーグ開幕戦でチーム1点目を決めて最高のスタートを切りながら、第2節で負傷して戦線離脱。その後もリズムを崩して10試合出場にとどまっただけに、今季に懸ける思いは強い。この日2得点に絡むパフォーマンスを見せながらも「気を引き締めて改善できたら」と話した背番号14は、今季を5ゴールを決めた22年を超えるシーズンとする。【永田淳】

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