東京ヴェルディがJ1残留へ、19位横浜FCとの下位対決を0-0のドローで終えた。

前半から相手の圧力に押し込まれたが、持ち前のハードワークと組織的な守備で決定的な場面を作らせなかった。

終盤には相手の強烈なミドルシュートもあったが、守護神マテウスが落ち着いてキャッチ。今季リーグ単独最多となる13試合目の無失点を記録した。

試合後の会見で城福監督はこう振り返った。

「もっと我々らしくローリングをしてボールを回したかったんですけども、そこの反省点は多々ありますが、もっと我々らしくローリングをしてボールを回したかったんですけども、そこの反省点は多々あります」

リスク管理はチームに浸透していた。ただ思うようにボールを持てなかったことで、シュート数はわずか2本に終わった。守備的に戦ったつもりはないが、勝ち点3を相手に与えないことに重きを置いた面が出た試合となった。

「一番いいのは我々がボールを持つことなんですよ。これは今までもかなりこのレベル、攻撃のこのレベルが高い相手に対して我々はそうやってきました。それは勝ち点3を取った時でも、そうじゃない時でも、一貫してそれはやってきました。ただケガ人が出たり、いろんなコンディショニングの問題だったり、あるいは相手の気迫だったり、いろんな組み合わせでそれが思うようにいかない時がある。それが今日だったと思います」

チームの台所事情は苦しかった。負傷明けのMF森田晃樹が先発で復帰した。好プレーもあったが、本来の姿からすればコンディションは万全でなかった。そういう中でチームはきっちり勝ち点1を得たことは次のつながるものだった。

城福監督が続ける。

「思考は全く変わらないです。我々がボールを持って可変しながら相手陣内深くで持ってれば、それは攻められないのでそれが一番いいことなんだけれども。準備したところは、そこで取られたところが横浜FCの一番のストロングが出るとこなので、ここのリスク管理だけはイメージしながらボールを持ちたいというふうには思ってました」

ただ相手があってのサッカー。自分たちの思うような展開にならなければ、理想は持ちつつも現実的な戦いを受け入れるしかない。

「相手も蹴ってきましたけども、我々も圧力を感じて蹴るシーンが多かったので、ハーフタイムには空中戦のところで言いました。戦い合うんだけれども、向こうの外国籍の選手はみんなそれを胸トラップしてマイボールにしてるんですよ。そこの巧妙さがあって、我々も怖がるなと、もっと大事にしろと。もちろん蹴るべき時は蹴るし、上げるべき時は上げるけれども、収めるべき時を収めて勇気持ってやれといふうには言いましたし、いつもと変わらないけれども、試合の様相はそうはならない。これがサッカーだと思います」

負けなかった。ただ一方で、ここ6試合でわずか1ゴールは深刻ともいえる。リーグワーストの16得点。中断期に入る中、どう建て直しいくのか、J1残留に向けた後半戦のポイントとなる。【佐藤隆志】