19位に沈む湘南ベルマーレが、東京ヴェルディに0-1で敗れ、7連敗を喫した。J1残留に黄色信号が灯った。
湘南の山口智監督は「攻守において圧を前方向に出す思いで入った。前半からそういう意識はたくさんみられた。でも大事なのはゴールに向かう気迫。失点は準備の段階のつながり、オーガナイズが良くなかった。非常に厳しいですけど、言葉でどう説明、表現していいかわからないけど、今以上にやらないといけない。視線を変えながらやりたい。勝てなくて残念ですが、本当に結果につなげられるようにやるしかない」と話した。
長いトンネルを抜けることはできなかった。前節に残留を争う18位横浜FCに0-1で敗れる大失態。失意の中で迎えた一戦でも勝利をつかみ取れなかった。
後半10分にロングボールの処理で後手に回り、先制を許すと、そのままスコアを動かせなかった。選手交代などでアグレッシブに戦ったが、決定機をなかなかつくれず、試合終了となった。
開幕3連勝で一時首位に立つなどスタートダッシュに成功したが、日本代表DF鈴木淳之介やDF畑大雅、FW福田翔生ら主力が夏に海外移籍で大量にチームを去った。その後は苦しい戦いが続き、5月11日の東京V戦での勝利を最後に勝ち星が遠のく。
明日4日の結果次第では残留圏内の17位横浜F・マリノスとの勝ち点差が9に広がる可能性が生まれた。残り試合を考えてもJ1残留へ、極めて厳しい立場に立たされた。毎年のように残留争いに巻き込まれながら終盤に勝ち点を積み上げて生き残ってきた「秋に強い湘南」の真価が問われる。
山口監督は「過去と比べるわけではないですけど、問題点はあります。具体的に何かというと言わないですけど」といいつつ「修正し切れていないのがもどかしい。少しずつよくなっている。選手と一緒にやっているところです」と前を向いた。



