<皇后杯全日本女子選手権:浦和3-1千葉>◇第8日◇準決勝◇28日◇東京・味の素フィールド西が丘

 浦和が4大会ぶりの決勝進出を決めた。後半19分にCKからDF堂園彩乃(24)のヘディングで先制すると、途中出場のFW清家貴子(18)が2ゴールを決めて圧倒した。

 浦和ユース所属の清家は「スーパーサブ」として今季リーグ戦8得点の活躍。実力が認められ、今月上旬に来季のトップチーム昇格が決まったばかり。「自分の強みの背後への飛び出しを、まわりに生かしてもらって結果の出た1年だった。元日に公式戦をするのは初めてなので楽しみたい。勝って優勝したい」と、大舞台を心待ちにした。

 日テレとの決勝は来年1月1日に東京・味の素スタジアムで行われ、浦和が勝てば初優勝となる。