【ドーハ(カタール)29日】ワールドカップ(W杯)デビューを果たした日本代表DF山根視来(28=川崎F)が気合を入れ直した。

1次リーグ2戦目の27日コスタリカ戦に右サイドバックで先発。W杯初出場したが試合に敗れ、同戦後には「もうちょっと自分のところから何か起こせればよかった」と反省を口にしていた。

この日の練習後には「W杯はもう2試合終わってしまいましたし、本当にすぐ過ぎ去ってしまうというのは実感しているので、本当に無駄にしないようにしたい」と引き締めた。1次リーグ突破がかかるスペイン戦に向け、「日本のプレッシングの質は高いと思っているので、どれだけ回数を増やせるかが大切」と話し、強敵相手につけ入る隙を見つける。