1次リーグ首位突破した日本(FIFAランキング24位)は史上初の8強をかけて、前回準優勝でF組2位のクロアチア(同12位)と対戦し、PK戦までもつれこんだ死闘の末に力尽きた。

4度挑戦しはね返されたベスト16の壁。GK権田修一(33=清水エスパルス)は、クロアチアMFモドリッチのミドルシュートを好セーブで阻むなど、守護神の役割は果たしたが、PK戦では1本は阻んだものの、3人に決められ、勝利を呼び込むことはできなかった。試合後の権田のコメントは以下の通り。

-今の気持ち

「悔しさが一番。僕自身が勝負を決められる状況はPK戦だった。悔しいですね。そこの仕事があと一歩できなかった」

-やれた感触とやれなかった思い。どちらが強いか

「僕らはベスト8に行くところを目指していたので。そのためには、僕自身がもう1つ、やらなければいけなかった。そこの差だと思う。もう…すみません、あまりうまくしゃべれないですけど、もっと、日本のGKとして、そこのレベルを僕だけではなく全体で上げていこうと、あらためて決意しました」

-4年後へ

「この4年間、できる限りのことをやってきた。これでも足りなかった現実がある。また4年間、明日から1日1日を大事にして、4年後、ベスト8、ベスト4にいくためのGKになるためにしっかり成長していかないといけない」