バイエルン・ミュンヘンが4-0でマインツを下した試合について、17日の独紙ビルトは「オクトーバーフェスト開催に合わせてホームで快勝。最近メディアにネガティブなことばかりメディアに報じられていたフラストレーションを発散した」と伝えた。

 同紙によると、問題を抱えていた選手がゴールに貢献した。スタメンを外れることに不満を口にしていたミュラー、クラブの移籍政策を批判していたレバンドフスキ、レバンドフスキと確執があったとされるロッベンがそれぞれゴールした。

 ロッベンはゴールを決めると、この日ベンチスタートだったリベリーの元に駆け寄り抱き合って喜んだ。

 試合後カルロ・アンチェロッティ監督は「なぜロッベンはあなたと喜ばなかったのだろうか?」と尋ねられると、「それはロッベンに聞いてくれ。2人で賭けでもしていたんじゃないか。ゴールを選手と喜ぶことにはそんなに慣れてもいないしね」と冗談めかして答えていた。

 ロッベンは「フランク(リベリー)と8年間Bミュンヘンで一緒にプレーできていることを誇りに思うんだ。彼はクラブのためにすごくたくさんのことをしてくれる。この前は交代後にちょっとあったけど、タイトルを獲得するためにはリベリーが必要だ」とコメントした。

 またミュラーに関してもスタメン復帰を歓迎。「トーマス(ミュラー)はおそらく今日の成功の鍵だ。彼とともにゲームに多くの動きがもたらされた。プレーに深みができたし、多くのスペースが生まれた。彼がプレーするときはいつも僕はいいプレーができる」とロッベンは語った。

 ミュラーは「今日のパフォーマンスを今後にも持っていけるかだね。そうしたら楽しさも成功も、あとちょっとの落ち着きも出てくるよ」と話した。