MF柴崎岳が所属するヘタフェはホームでビルバオと2-2で引き分けた。

 前半13分に先制されたが、同21分、FWモリーナが倒されて得たPKを自らが右足で決めて同点に追いついた。後半3分にPKを献上して勝ち越された後、同6分にモリーナが再びPKを獲得したがこれは失敗。しかし同29分、縦パスをMFポルティージョが頭で落とし、交代出場のFWアンヘルが右足で押し込んで再び同点に追いついた。

 柴崎は2試合連続して先発。前節マラガ戦に続きモリーナと2トップを組んだが、得意とする足元にはボールが届かず、ハイボールを竸るシーンが多く、目立った動きをすることは出来なかった。1-2とリードされた後半11分に退いた。

 ボルダラス監督は柴崎について「長期間戦線を離れていたし、先週金曜日にスタメンとして復帰しよくやってくれた。今日は激しいリズムの試合で、彼は確かにピッチで望んだプレーが出来ていたわけではなかった。それでもプレーしようと試みはしたものの上手くいかず、ボールを受ける、プレーに関与する、参加するということができなかった。しかし、その仕事ぶりはよかったし何とかしようとしていた。だが、運に恵まれなかったね。フットボールではそういう日もある。だが彼は素晴らしい選手だし、これから最高のレベルに到達することに疑いはない」とコメントした。

 公式戦ホーム7戦連続で黒星のないヘタフェは、7勝6分け7敗の勝ち点27で暫定7位。