ユベントスはヨーロッパチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝で敗退が決まった。後半ロスタイムにPKを献上し、この判定をめぐって主審に猛抗議をしたGKブフォンは退場になった。

 12日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、試合後にブフォンは以下のように話した。

 「今日、チームは持てる力を全て出して戦っていたので、感激した。私はこのチームのキャプテンであることに大きな誇りを感じる。このチームを去ることは寂しいが、何か大きなものをチームに伝えられたと願う。今日の審判はあれほどいい戦いをしていたのに、97分目に疑わしいPKを出して、私を退場にした。彼はハートの代わりにゴミ箱を持っているに違いない」

 ブフォンが取材エリアでインタビューに答えている際、クリスティアノ・ロナルドが後ろを通り、立ち止まってブフォンにあいさつ。2人はしっかりとハグし合った。

 アニェッリ会長は「審判委員会のコリーナ委員長はイタリアのチームを狙いうちにする。委員長は2~3年ごとに替えるべきだ。それに欧州のカップ戦でもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入すべきだ」と話した。