第1戦が行われ、アトレチコ・マドリード(スペイン)が10人となりながらアウェーでアーセナル(イングランド)と1-1で引き分け、決勝進出へ前進した。

 Aマドリードは前半10分にDFブルサリコが2枚目のイエローカードで退場となり、その3分後にはDFリュカが相手DFベジェリンに倒されたシーンでカードが出なかったことに猛抗議したシメオネ監督も退席処分となった。さらに後半16分にFWラカゼットにヘディングシュートを決められて先制点を奪われ、その後も猛攻にさらされた。

 しかし、追加点は許さず迎えた同37分、自陣で相手ボールを奪ったカウンターからDFヒメネスのロングフィードにFWグリーズマンが反応。相手DFコシェルニーと競り合いながらクリアを拾って左足シュート。これは相手GKにはじかれたが、こぼれ球を自らが再び左足で押し込んでワンチャンスで貴重なアウェーゴールを奪い、ドローに持ち込んだ。

 第2戦は5月3日に行われる。