欧州スーパー杯は15日(日本時間16日)にエストニアのタリンで行われ、昨季の欧州リーグ王者のアトレチコ・マドリードが欧州CL3連覇のレアルマドリードとの“ダービー”を延長の末に4-2で制し、6季ぶり3度目の優勝を果たした。

 Aマドリードは開始50秒でディエゴコスタが先制、いったんは1-2とリードを許したが、後半34分にディエゴコスタが再びゴールを決めて同点に。延長前半にサウルニゲスとコケが得点し、14、16年に欧州CL決勝で敗れたレアルに競り勝った。

 16日のスペイン紙マルカによると、殊勲のディエゴコスタは「決勝でレアルに勝ちたかった。自分たちが勇気を持っていることを知っていた」とコメント。グリーズマンは「チームへの残留を決めたのは、アトレチコがすごいプロジェクトを持っているからで、今日はそれが間違いじゃなかったことを証明した」と話した。

 ベンチ入り停止のため、スタンドで見守ったシメオネ監督は「今日は交代によってうまく自分たちの力が発揮された試合だった」とした。