独誌シュピーゲルが2日、強豪クラブによる「欧州スーパーリーグ」という構想について報じた。

ユベントス、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ACミラン、チェルシー、リバープール、パリサンジェルマンの11クラブが創始クラブとなる。最初はドルトムント、アトレチコ・マドリード、マルセイユ、インターミラン、ローマがゲストとして参戦するという。

これについて、3日の独紙ビルトは「この構想はありえない。11クラブは20年間降格しないことが約束されているという。これはスポーツへの裏切りだ。昇格への希望、残留への不安。それがなくなってしまってはサッカーの死だ」と報じた。シュピーゲル誌の報道では創始11クラブは降格しないとなっていた。

また、Bミュンヘンはブンデスリーガからの離脱も考えていると報じられている。ビルト紙は「そうなったら終わりの始まりだ」と主張。かつてBミュンヘンのへーネス会長は「どの選手よりもクラブの方が大事だ」と話した言葉を引用し、同じことはリーグにも言えることで「どのクラブよりもリーグの方が大事だ」とした。

2日の夜、Bミュンヘンは公式ホームページで見解を発表。代表取締役のカールハインツ・ルンメニゲ氏は「すべての内容について私は否定する。その構想についてBミュンヘンは何も知らない」とコメントしたという。