日本代表MF中島翔哉(24)のウルバーハンプトン移籍に関して、所属先であるポルトガル1部ポルティモネンセのサンパイオ会長は「まだ100%ではないが、80%ウルバーハンプトンの選手」と交渉が大詰めの段階にきていることを明かしたと、6日付の英デーリーメール電子版など複数メディアが報じた。

同電子版では中島のプレミアリーグ挑戦が濃厚になったと伝え、移籍金は1700万ポンド(約25億1000万円)になるという。サンパイオ会長は「まだ100%(移籍が)完了したわけではないが、1月での移籍の可能性もある」と今冬での移籍を示唆。さらに「あとは(中島の)移籍金の全額支払いについてだ。まだ、完了していない」とコメント。移籍金の支払い方法を残すのみとなっていることを話し、「中島は80%、ウルバーハンプトンの選手だ」と、移籍成立が目前に迫っていることを明かした。

同会長は「我々にとって大きな損失だ。中島は偉大な選手で、ポルティモネンセに適応していた。我々にとっても、サポーターにとっても悲しいことだが、彼をとどめておくのはノーチャンスだ」と、中島の残留を諦める発言をした。