トルコ1部ベシクタシュの日本代表MF香川真司(30)が、今季の残り試合1勝ごとに抗マラリア薬1万錠を支援する。13日までに日本ユニセフ協会から発表された。

オンラインで世界の子供たちのために募金活動を始められるユニセフ「フレンドネーション」への参加を表明。世界の5歳未満の子供の主要死因、その1つのマラリアから守るためにチャレンジのプロジェクトを立ち上げた。それが、今季のトルコリーグ残り7戦で「全勝を目指す」というもの。日本ユニセフ協会大使の元日本代表主将、MF長谷部誠(35=フランクフルト)の支援活動を見て、同じ日本人として、スポーツを通じて何かできることはないかと考えたという。

香川は、チャレンジに対する応援となる募金ページへの寄付を広く呼びかけるとともに、ベシクタシュで1勝するごとに抗マラリア薬1万錠を支援することを宣言。今後、試合結果などの情報をプロジェクトページで更新していく予定だ。プロジェクトページは以下の通り。

 

http://bit.ly/2uLCNrd

 

参加に際し、コメントも発表した。

「僕はかねてサッカーを通じて世界中の子供たちをサポートしたいと思っており、ユニセフの『フレンドネーション』にチャレンジすることに決めました。長谷部さんの活動を見て僕も同じ日本人としてスポーツを通じて何かできることはないかと考えていました。ユニセフの活動に参加できることを非常にうれしく思います」

「僕のチャレンジは『今シーズン残り(7試合)ベシクタシュで全勝を目指す』というものです。そして僕自身も1勝するごとに抗マラリア薬1万錠を支援したいと思います。1試合1試合、応援してくださるサポーターのために勝利を目指して、これからも全力でプレーしていきたいと思っています」

「皆様からの寄付はユニセフを通じて世界中の子供たちに届きます。これからも応援よろしくお願いします」