FIFAランク15位のチリが同60位のエクアドルを2-1で下し、2連勝で勝ち点を6としてC組の2位以内が確定して決勝トーナメント進出を決めた。エクアドルは2連敗。

チリは前半8分、右CKからのこぼれ球をMFフエンサリダ(ウニベルシダ・カトリカ)が右足で左ポストをたたきながらねじ込んで先制した。同26分にGKアリアス(ラシン・クラブ)がMFメンデス(オーランド・シティ)を倒してPKを献上。これをFWエネル・バレンシア(ティグレス)にど真ん中に決められて同点に追いつかれたが、後半6分、右サイドのスローインを受けたMFアランギス(レーバークーゼン)のクロスがファーまで抜け、ペナルティーエリア左からFWサンチェス(マンチェスターU)が右足ダイレクトで決めて勝ち越した。

最終節は日本時間25日午前8時からエクアドル-日本戦、チリ-ウルグアイ戦が同時キックオフされる。勝ち点1で得失点差-4の3位日本は4位エクアドルに勝利しても、同4で得失点差+4の2位ウルグアイが1位チリに大敗しない限り2位にはなれない。ただ3位チームのうち成績上位の2チームも決勝トーナメントに進出できるため、勝ってC組3位になった場合は、A組とB組の3位に勝ち点で上回る可能性が高い。