バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵(20)が3部リーグの開幕戦に間に合わないとスペイン紙スポルト(電子版)が5日に報じている。

同紙によると、書類上の手続きは、スペイン警察の承認が必要となるため、この問題を解決するのに長い時間がかかると見られている。

これはプロカテゴリーでは起こらず、セグンダB(3部)でプレーする外国人選手が直面する問題。ウルグアイ人ロナルド・アラウホや、今シーズン、トップチームに昇格したセネガル代表ムサ・ワゲも昨年経験している。

安部は早ければ9月8日の週末(正式な日時は未定)に行われるアウェーの第3節SDエヘア戦でバルセロナBでの公式戦デビューを飾ることができると見られている。(高橋智行通信員)