前スペイン代表監督のルイスエンリケ氏(49)が29日夜、愛娘が骨肉腫で亡くなったことを公表した。享年9歳だった。

ルイスエンリケ氏はツイッターで「私たちの娘、シャナが骨肉腫との5カ月間の激しい闘病生活を経て、今夜9歳で亡くなりました。私たちはその間に受け取った愛情全てにお礼を伝え、慎み深さと理解に感謝しています」と、愛娘が亡くなったことを報告した。さらに「君がいなくてとても寂しいけれど将来、再び会えることを期待して、私たちの人生の日々で君のことを思い出すでしょう。君は私たちの家族を導く星となります」などとつづっていた。

ルイスエンリケ氏は昨年のW杯ロシア大会後からスペイン代表監督に就任するも、マルタ戦を直前に控えた3月26日に個人的な理由でチームを離れ、6月19日に正式に辞任を発表したが、理由は語られていなかった。

(高橋智行通信員)