【アーネム(オランダ)31日=エリーヌ・スウェーブルス通信員】オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーを退団し、所属先未定の本田圭佑(33)が31日、ツイッターでの“予告”通り、オランダ1部フィテッセの練習に姿をみせた。

年齢制限外のオーバーエージ枠での東京五輪出場&金メダル獲得をぶち上げ、そのために欧州復帰を模索している。所属先がないまま、ここまで約5カ月ほど、個人トレーニングで、いつ新天地が決まってもいいように準備を進めてきた。

欧州でリーグ戦のまっただ中のクラブが、コンディション調整だけのために実績ある選手を練習に受け入れることは考えにくい。今回の練習参加は、注目の去就に大きな影響を与える可能性がありそうな動きだ。

去就が注目される中、30日にツイッターで「明日からフィテッセの練習に参加する」と、突如つぶやいていた。オランダ1部4位と好調のフィテッセは、本田がCSKAモスクワ(ロシア)在籍時に指導を受けたロシア人のスルツキー監督が率いている。