【パルマデマジョルカ(スペイン)10日=高橋智行通信員】日本人の4大リーグ史上最年少得点を挙げたマジョルカMF久保建英(18)が10日のビリャレアル戦後、ビセンテ・モレノ監督から絶賛された。初得点だけでなく、3得点全てに絡んだことに「素晴らしい選手。もっと良くなる」と期待を込められた。

モレノ監督の絶賛が止まらない。「今日は久保がスタメン出場し、我々が勝利した初の試合。彼は素晴らしい選手であるし、もっと良くなるだろう。でも成長するために彼には落ち着きを与えなければいけない。彼はチームに貢献し、より頻繁に攻撃と守備に顔を出していた。すごいゲームをやってくれたよ」。攻守での信頼感を寄せた。

久保の初得点となった3点目については「とても重要なもの。2点差は非常に危険な点差。しかしあのゴールは我々に落ち着きや安らぎを与えてくれるものになったし、終盤、最高の形で臨むことができたんだ」と感謝するように言った。好プレーの久保を後半22分にベンチに下げたことについては「チームをリフレッシュさせるため」と説明した。