W杯アジア2次予選は14日に各地で行われ、西野監督のタイはマレーシア戦で札幌MFチャナティップの得点で先制するも、1-2で逆転負けして初黒星となった。

タイがアウェーとはいえ、格下相手に痛い敗戦となった。開始7分にチャナティップが右クロスを左足で決めて先制した。だが、前半に同点とされると、後半12分に逆転を許した。FIFAランクで49位も下の相手から勝ち点を奪えず、西野監督は「良いスタートを切ったが、状況をさらに有利にするための2点目を奪える力がなかった」と残念がった。2位につけるが4位のマレーシアとは勝ち点差1の大混戦。それでも「厳しいグループになるのは予想していた。早く身体を回復させて、試合の準備をする」と前を向いた。