本田圭佑(33=フィテッセ)が実質的な監督としてカンボジアを率い、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のC組で香港戦(アウェー)戦に臨み、0-2で敗れた。

退場者を出したのが響き、敗れた。9月のホームでの対戦時には1-1で引き分けていたが、2次予選初勝利はまたもお預け。これでカンボジアは1分け4敗で同組最下位(5位)のまま。

一夜明けた20日、本田の有料メルマガ「CHANGE THE WORLD」で、香港戦直後の、スピーチが配信されている。本田の言葉の一部は、次の通り。

「率直な俺の意見を伝える。

試合には負けた。だが、俺のフィーリングでは、俺たちのプレーは悪くなかった。たくさんチャンスを作れなかったが、ほとんどスペースがなかったため崩すのは簡単ではなかった。彼らは深い位置でずっと引き、守備に専念していた。

君たちに謝りたい。君たちにいい結果をもたらせなかった。

君たちはベストを尽くした。いいプレーをした。少なくとも俺に、トレーニングで何に取り組んだかを試合で見せてくれた」

(原文ママ)

本田は試合後すぐ、オランダ1部フィテッセに合流するため、香港からオランダに向かったという。