日本代表DF長友佑都(33)が厳しい現実を突きつけられた。長友の所属するガラタサライ(トルコ)はパリサンジェルマン(フランス)に0-5で敗れ、2分け4敗の勝ち点2で最下位が確定した。

長友は左サイドバックで先発出場した。豊富な運動量を生かした攻撃参加を見せ、クロスボールから得点機を狙ったがゴールにつながらなかった。逆にブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWエムバペらスター選手がそろうパリサンジェルマンの攻撃力の前になすすべなく、次々と失点を重ねた。ネイマール、エムバペはそれぞれ1得点2アシストの活躍だった。

フル出場した長友は試合後、ミックスゾーンに現れなかった。

テリム監督は「パリサンジェルマンはレアル・マドリードと同様に我々とはまったく別のレベルだ。私の選手たちは、現在の自分たちの能力でそこに到達するためにできることをした。この失敗はとりわけ私のせいだ。私が責任を取る」とコメント。チームにとってはつらく、重苦しい敗北となった。(松本愛香通信員)