イングランド代表経験もあるプレミアリーグ・チェルシーのFWカラム・ハドソンオドイ(19)がロックダウン(都市封鎖)違反で現行犯逮捕されたと17日、英紙サン電子版が報じた。

16日夜にSNSで19歳の女性と連絡を入れ、西ロンドンにあるペントハウス(マンション最上階にある高級邸宅)に招待。その女性が体調不良を訴えて救急車を呼び、警察に通報したという。逮捕は17日午前4時。チェルシーのエースは3月、プレミアでいち早く新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した選手だった。

チェルシーのフランク・ランパード監督(41)から「世界クラスのプレーヤー」と評価されるハドソンオドイが、一夜を過ごそうとしたグラマーモデルと一緒に逮捕された。SNSで「楽しい一夜」を過ごそうとみだらなメッセージを交換し、誘ったという。車で西ロンドンにあるペントハウスへ移動する際、女性にランジエリーの着用を促したとされる。目撃した隣人は「女性は豪華なルイ・ヴィトンのバッグを持ち、ラブアイランド(英国のリアリティー・デート番組)で見かけるような、華やかなモデルだった」と証言した。

体調不良となった女性の通報で救急隊員と警察官5人が17日午前2時30分ごろに現場へ到着。ロックダウン違反として、2人は現行犯逮捕された。その後、女性は救急搬送され、ハドソンオドイは独房で拘留となった。警察によると、モデル女性との接点や関係性、女性が体調不良に至った原因など詳しい状況を捜査している。