ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)はキャリア初のハットトリックをマークした。後半12分、自身の最初のゴールを決めた後、ユニホームを脱ぎ「ジョージ・フロイドのための正義」と描かれたアンダーシャツを誇示。米ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官に暴行された死亡事件で亡くなったフロイドさんへの追悼メッセージを送った。

ユニホームを脱ぐ反則で、警告を受けたものの、その後に2得点を追加。優勝争いを展開するチームの圧勝劇に大きく貢献した。これで今季17得点16アシストとなった。試合後、サンチョは自身のインスタグラムを更新し「キャリア最初のハットトリックを決められてうれしい。私たちが対処し、変化を起こさなければならない重要なことが世界で起こっているので、ほろ苦い瞬間でもある。正しいことを話す。それを恐れるべきではない。1つになって集まり、正義のために戦わなければなりません。一緒に強くなります」と強いメッセージを投稿した。