5月31日のドレスデン戦で2-0の勝利に貢献したドイツ2部シュツットガルトのMF遠藤航(27)がドイツのメディアから称賛されている。

同試合で遠藤は守備的MFとして16試合連続のフル出場を達成。勝ったチームは1部への自動昇格圏の2位を守った。

地元紙「シュツットガルター・ナハリヒテン」は1日、遠藤がチーム中心だとする記事を掲載。ドレスデン戦のマン・オブザ・マッチにも選出し「遠藤は常に守備的な仕事をこなし、攻撃に対してのアクションも開始した」と攻守に渡っての活躍をたたえた。

また、その活躍はデータにも現れていることを紹介。チーム2位の10・9キロだった走行距離に加え、パス供給率は91・86%と高い数字をマークしていたといい「ドレスデン戦で、この日本人よりもボールの接触が多かったプレーヤーはいなかった」とつづった。

前節のゴールに加え、同試合では2点目の起点にもなる働きをみせた遠藤。チームの昇格争いとともに、今後の活躍からも目が離せない。