マジョルカでプレーする日本代表MF久保建英(19)が、レバンテ戦で今季4ゴール目となる追加点を決めた。

久保の得点は後半39分。中盤から自身のドリブルで一気にペナルティーエリア内までボールを運ぶと、右寄りから利き足でない右足でそのままシュートを放った。GKにはじかれたこぼれ球を味方が拾って再びシュートにしたところをすかさずゴール前に詰め、再度GKに防がれたこぼれ球を左足で蹴りこんだ。

これで今季4ゴール4アシスト。久保は笑顔でベンチへ走り、モレノ監督と抱き合うなどして喜びを分かち合った。試合後のインタビューでは「ゴールできてとてもうれしい。高い強度を保ち、どんなときも信じ続け、自分たちが望む試合をやり続けている」と話した。

現在降格圏の18位で、これで暫定ながら17位アラベスとの勝ち点差を3とした。アラベスは今節、首位のレアル・マドリードと対戦する。

残留に望みをつないだマジョルカ。次節は苦手とするアウェーで、現在4位セビリアと対戦する。大きな壁となるが、久保は「うしろに閉じこもることなく、勝利を目指すつもり」と力強く語った。