スペイン2部リーグで日本代表MF柴崎岳(28)が所属するデポルティボは20日、最終戦を戦うことなく3部(ラ・リーガ2部B)への降格が決まった。対戦相手だったフエンラブラダの選手複数に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、デポルティボとの一戦が延期となった。

勝ち点48で前節終了時点で19位のデポルティボは、自力での残留の可能性がない中、18位だったアルバセーテが16位ポンフェラディナを1-0で破り、勝ち点52で17位へ浮上。ルーゴもミランデスに2-1と勝ち勝ち点52で16位となり、降格は免れた。

また、18位ポンフェラディーナはサラゴサに1-2と敗れて勝ち点51だが、仮にデポルティボが勝ち点3を積み上げ勝ち点52で並んだとしても、直接対決の成績で2戦合計2-3と劣っている。これにより、19位以下が確定した。なおデポルティボは、勝ち点50としたヌマンシアに抜かれ、暫定で20位となっている。

デポルティボは1980-81シーズン以来、40年ぶりに3部リーグを戦うことになった。柴崎の今季のリーグ戦成績は26試合(先発25試合)、1951分間出場、0得点2アシスト。最近は5試合連続でスタメン出場していた。