バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテ(29)は来季、プレミアリーグのウェストハム移籍が間近に迫っているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が4日に報じた。

バルセロナは今年2月、フランス代表FWデンベレが長期のけがでチームを離れたことにより、ラ・リーガ(スペインリーグ)に特例を認められ、移籍期間外ながらレガネスに契約解除金1800万ユーロ(約21億6000万円)を支払い、ブライトバイテを獲得した。契約期間は2024年6月30日までで、契約解除金は3億ユーロ(約360億円)に設定されている。しかし契約を結んだのが2月だったため、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のメンバー登録の資格がなく、今季、これ以上公式戦を戦うことはできない。

そんな状況の中、バルセロナは今現在、ブライトバイテ放出でウェストハムと交渉しており、移籍金はレガネスに支払った1800万ユーロ(約21億6000万円)を上回る約2000万ユーロ(約24億円)になると見積もられている。

ブライトバイテはバルセロナ入団後、リーグ戦11試合(先発4試合)、403分間出場し、1得点を記録している。

(高橋智行通信員)