現在スペインリーグで唯一の無敗をキープし、消化試合が2試合少ないながらも3位と好調のアトレチコ・マドリードは、21日に強豪バルセロナとホームで対戦する。

この大一番に向け、チームのエースであるポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(21)が語ったもようをクラブの公式サイトが18日に伝えた。

ジョアン・フェリックスはバルセロナ戦について、「僕たちはいいプレーをやり続けている。良い結果を得て、モチベーションが高い状態でバルサ戦を迎えることになる。僕たちは皆、彼らがボールをキープするのが好きなことを分かっているし、いつも以上に走らされることになるだろう。でも僕たちは素晴らしい試合をやるために自分たちのプレーをするつもりだ」と意気込みを語った。

新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続いていることについては「バルサ戦はビッグゲームだ。僕は試合に出場して最大限楽しむ準備ができているし、シーズンをとてもいい形でスタートできたので、サポーターに喜びを与えられるようにそれを継続する必要がある。観客がスタンドにいるサッカーは別物なので、彼らがいないことを寂しく感じているよ」と残念がった。

ジョアン・フェリックスは昨季、クラブ史上最高額の移籍金でAマドリードに入団し、今季ここまでリーグ戦全7試合(先発5試合)に出場し5得点2アシストを記録して絶好調。スペインリーグの得点ランキングで6得点のオヤルサバル(レアル・ソシエダード)に次ぎ、パコ・アルカセル(ビリャレアル)、チームメートのルイス・スアレスと並んで2位につけている。

(高橋智行通信員)