スペイン代表の試合で負傷したレアル・マドリードのDFセルヒオラモス(34)が19日に検査を受け、右足大腿二頭筋負傷と診断されたことをクラブが同日に発表した。

セルヒオラモスは17日に生まれ故郷セビリア(セビリア)で行われた、準決勝進出をかかる欧州ネーションズリーグ・リーグA最終戦ドイツ戦に先発出場。前半43分に大腿(だいたい)部を痛め負傷交代を余儀なくされていた。同試合でスペイン代表は6-0の歴史的圧勝を飾り、4強入りを決めていた。

クラブはセルヒオラモスの復帰時期について明らかにしていないが、スペイン紙アスは全治10日間と伝えている。これにより21日に行われるスペインリーグのビリャレアル戦、25日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のインテルミラノ戦、28日のスペインリーグのアラベス戦の公式戦3試合の欠場が濃厚となった。12月1日に行われる欧州CLのシャフタール・ドネツク戦で復帰できるかどうか、様子を見ることになる。

セルヒオラモスがけがをするのは今年3回目。これまで1月に足首を捻挫して4試合、先月は左膝を打撲し1試合に欠場していた。(高橋智行通信員)