元ドイツ代表FWでJ1神戸でも活躍したルーカス・ポドルスキ(35=トルコ1部アンタルヤスポル)がサッカーとアイスホッケーの2つの競技でプレーする可能性が出てきた。

欧米の複数メディアによると、ポドルスキは新型コロナウイルスによって財政難に陥った地元ケルンのアイスホッケーチーム「ケルナー・ハイエ」を支援するため「10万枚のバーチャル・チケットが売れたら、チームと契約する」と表明。見事10万枚のチケットが売れ、ケルナー・ハイエは破産の危機を逃れたという。

少年時代にアイスホッケーもプレーしていたポドルスキは「10万枚のチケットを買ってもらうことができ、とてもうれしい。チームを援助してくれたすべての人々、企業に感謝したい。すべてがもう少し落ち着いたら、クラブと今後どうなるのか見ていきたい。どんな形であれ、ハイエの選手になることを楽しみにしている」とコメントした。

米NHLカロライナ・ハリケーンズでプレー経験があり、現在ケルナー・ハイエに所属するカナダ人選手のジョナサン・マツモトも、自身の背番号10をポドルスキに譲ると言っている。

チェルシーやアーセナルで活躍したGKペトル・チェフ(38)も昨年、英国のアイスホッケーチーム「ギルフォード・フェニックス」と契約しており、将来的にポドルスキと対戦する可能性も出てきた!?