国際サッカー連盟(FIFA)が17日、チューリヒで年間表彰式をオンライン形式で開催し、男子最優秀選手にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(32)が初選出された。

同賞は各代表チームの監督とキャプテンのほか、記者とファンの投票により決定するが、スペイン紙アスが18日、最終候補に選ばれていたポルトガル代表のクリスティアノ・ロナウド(ユベントス)やアルゼンチン代表のメッシ(バルセロナ)らが投票した選手について伝えている。

同紙によると、クリスティアノ・ロナウドがレバンドフスキを1位、メッシを2位、エムバペ(フランス、パリ・サンジェルマン)を3位にしたのに対し、メッシはネイマール(ブラジル、パリ・サンジェルマン)、エムバペ、レバンドフスキの順で投票し、クリスティアノ・ロナウドに票を入れなかったとのこと。

また、レアル・マドリードのスペイン代表キャプテンのセルヒオラモスはレバンドフスキ、ティアゴ・アルカンタラ(スペイン、リバプール)、ネイマール、スペイン代表のルイス・エンリケ監督はメッシ、ティアゴ・アルカンタラ、マネ(セネガル、リバプール)の順でそれぞれ投票している。

この投票ので驚きとなったのは、アルゼンチン代表のスカローニ監督がメッシを2位、マネを1位にしたことだった。(高橋智行通信員)