チェルシーとの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝に敗れたポルトのセルジオ・コンセイソン監督(46)が、試合中に相手のトゥヘル監督に侮辱されたと訴えた。ESPN電子版が報じた。

コンセイソン監督は試合後のミックスゾーンでポルトガルのテレビ局から取材を受けていた際、となりで同様に取材を受けていたトゥヘル監督について「私はこの男に侮辱された。主審には言ったし、第4審判もその言葉を聞いている」と話した。

コンセイソン監督は言われた言葉について具体的には明かさなかったが、試合後の記者会見で「(トゥヘル監督とは)それまで会話もなかったし、私は試合に集中していた。なぜ彼がそんな態度を取ったのか分からないが、私は侮辱の言葉を聞いた。良くないことだが、もう終わったことだ」と話した。

試合終了の笛が鳴った直後、ポルトのDFペペが怒った様子でトゥヘル監督を指さし、集まった両軍の選手が引き離される場面もあった。トゥヘル監督は会見で「私と相手の指揮官との間にちょっとした言い争いがあっただけだ」と説明した。