ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が、18日に敵地で行われるアタランタ戦を欠場することになった。

前日会見に参加したピルロ監督が「残念ながらクリスティアーノは大腿(だいたい)屈筋に問題を抱えており、試合には参加しない」と話し、ロナウドが太ももの故障でベンチを外れると説明した。

11日の前戦ジェノア戦で痛めたもようだが、ピルロ監督は蓄積した疲労が引き金になったと指摘。「代表での3試合で疲労がたまってしまった」と3月下旬のW杯欧州予選での3連戦を問題視した。

ピルロ監督は、マンチェスター・シティーのグアルディオラ監督も同様のことを言っており、バイエルン・ミュンヘンFWレバンドフスキが欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝パリ・サンジェルマン戦でプレーできなかったのも代表でけがをしたからだと強調した。

リーグ4位まで来季欧州CLに出場できるが、ユベントスは現在、勝ち点62の3位。アタランタは同61で4位。5位ナポリも勝ち点59と差はわずか。大事な時期の強豪相手の1戦に、リーグトップ25点を挙げている点取り屋を欠くのは、ユベントスにとってかなりの痛手だ。